アラスカに常駐!

アラスカ州フェアバンクスに初めて常駐する運用員から見て感じたことをつづります。

第一印象

アラスカと聞いて思い浮かべるのは「年中寒い」「オーロラ」「熊」など…でしょうか?私も常駐するまではそんなイメージを持っていました。2010年2月フェアバンクス国際空港に降りた際、見えるのは一面に広がる雪。日本の南で育った私は雪を見る機会はあまりなく、思わずじっと見た記憶があります。
これが私が抱いたアラスカの第一印象でした。

服装・季節

来る前に寒いイメージしか持っていなく、現地にも知り合いが居なかった為、全てインターネットからの情報を頼りに最低限の冬の装備を持参。ダウンコート・スキー手袋/パンツ・マイナス30度対応のブーツ。

渡航したのが2月・気温はマイナス39℃だった為、すぐに役に立ちました。ですが、その3ヶ月後、雪解けを迎え、気温は15℃~25℃まで上昇。そう、年中寒くはないのです。。

実際に住んでみて分かったのは、アラスカにも四季があること。春は花こそ咲きませんが雪が解けて夏に向けて準備を進め、5月中旬から青々と草花が生え、日照時間が延びて20時間を超える白夜の時期となります。夏至が過ぎれば少しずつ日照時間が短くなりつつ秋に突入。「紅葉」というよりも「黄葉」に変化し、1ヶ月ほどで葉が散り去り、少しずつ雪が降っては溶け、定着したら半年は雪に覆われた景色が広がります。

1年の気温が激しいフェアバンクスですが、乾燥している為、夏は快適に過ごせ、冬は風が吹かない為、体感温度は思ったほど寒くはなりません。雪はパウダースノーの為歩きやすく、車の運転もチェーンをはめるのではなく、スノータイヤなどに変えて走る感じです。

常駐して4年近くになりますが、毎年毎年、状況が違います。雪解けの時期が遅くて、5月20日まで雪が解けなかったこともありますし、夏の時期に一旦28℃まで上がって暑くなって、その後はそこまで暑くないままで終ったり、逆に33℃まで上がった年や、冬の時期マイナス50℃まで下がった年もあれば、マイナス42℃になったのが数回で後はマイナス40℃よりも暖かくて冬が終わる等。。その年によって状況が違うことを実感する次第です。

生活面について

1年を通し、夏と冬の温度差が厳しいフェアバンクスですが、生活する上で困ったことはありません。私はアパートに住んでいますが、夏は乾燥しており、日本のように湿気がないのでクーラーなしで快適に過ごせ、冬はセントラルヒーティングシステム(集中暖房システム)で暖かく過ごすことができ、電気が止まることがないようにメンテナンスがされていました。ですが、それらを維持する為もあり、全体的にアパートの金額は米国本土よりも高めに設定はされています。

移動手段ですが、公共交通手段は市バスはあるものの、本数が少ないのもあり、大半の人は車を運転しています。厳しい冬の間、車を運転する際に必要不可欠なのはエンジン・ヒーターです。winterization(冬化)といって、アラスカの車のフロントのライトのあたりにはコンセントのコードがついており、長時間駐車する際は、その車から出ているコードを延長コードにつないだ後、駐車場にあるコンセントにつなげます。電気でエンジンを温めて、凍らないようにする為です。

冬の道路の状態は、乾燥しててパウダースノーだと言えど、雪が降れば簡単に5センチは積もることもあり、車の運転に支障が出てくる恐れがあるので市の除雪車が定期的にメンテナンスを行なっています。

町中にクマが出るのでは?と聞かれたことがありますが、稀にそういうこともあり、オフィスの近くにブラウンベアーが現れたからこの地域は気をつけなさいとアラートメールが来たこともあります。クマもそうですが、ムース(ヘラジカ)も土地柄出ることがあり、2mを超える大きさなので車に当たった時は大怪我になることも。皆さん運転する際、ムースに当たらないか気を付けています。

食生活ですが、Wallmart, FredMeyer, Safewayなどの大手スーパーがあり、数は少ないものの醤油やみりん、味噌、米、てんぷら粉、乾麺のうどん・そうめんなども買え、自炊をしたり、回りにはアジア系のレストランなどもあるので、時には外食をしたりします。

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ベトナムレポート

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